副住職の法話推敲記録ノート

信仰心の3つの証

2012.10.21
⇒前回からの続きです。

さて、
「 あなたの大切なものを捧げるからこそ、
信仰の証がたてられるのですよ! 」

この言葉にあらがえない あなたは、

もう立派な宗教の奴隷です。

どれだけ信じても、
人の心の中は誰にも分かりませんから、

何とかカタチとして
自分の信仰の証を立てなければと思い込んでしまいます。

目に見える信仰の証は、
大きく3種類に分けられます。

一つは、「 お布施 」です。
あなたの大切なお金を、神に奉げることで信仰の証をたてます。

悪質な宗教ほど、金額が多ければ多いほど
自分の生活を犠牲にしてまで納めるほど、
信仰心が厚いと認定されます。

もっと、お布施をしないと願いは叶いませんよ 」
「 このままだと、何かあなたに悪いことが起こるかもしれませんよ 」

二つ目は、「 勧誘 」です。
同じ神や仏様を信じる人を増やすのです。

熱心に、家族や友人知人を勧誘して入信するたびに、
あなたの評価が上がります。

あなたのお陰で、今日また一人、救われる人が増えました 」

最後、
三つ目は、「 試練の克服 」です。
神があなたに与えた試練を克服することによって、

信仰心そして忠誠心を証明をするのです。

他宗派、他宗教からの攻撃、
国家権力からの迫害

身近な人からの忠告、心配。

それらの様々な困難を克服することによって、

頑なに信仰を守ることによって、
ようやくその証をたてることができるのです。

実は、
反社会的な宗教の代名詞といえる「 洗脳 」のカラクリは、
この仕組みにあるのです。

脱会させようとすればするほど、

本人にとっては、
それが神から与えられた試練になり、信仰の証がたてられるのですから。

そんなに
辛い思いまでして、

本当に願いは叶うのですか?
<続く>

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