副住職の法話推敲記録ノート

念願の「永正八方釈迦如来」が完成しました!お披露目はまだ先ですが。

お寺に入る前の職場の機関紙に文章を投稿させていただいています。
その24です。

『念願の「永正八方釈迦如来」が完成しました!お披露目はまだ先ですが。』です。

aichiminiren201706

念願の「永正八方釈迦如来(えいしょう・はっぽう・しゃかにょらい)」
完成しました

 

構想から10年
制作に取り掛かってからも2年を費やし
ようやく実現です!

 

何故、そんなに期間がかかったか?
と言えば、
既製品や先例が無く
日本初の仏像となるからで、

制作意欲がある方とのご縁、
制作過程でのパソコン上でのデモ、
実際の試行などを繰り返してきたからです。

 
お寺は大きく分けて2つの種類に分けられます。
「檀家寺院」「観光寺院」です。

江戸時代に、キリスト教徒(キシリタン)でないことを証明するために、
お寺に所属したこと(寺請制度・てらうけせいど)、

また、現在の戸籍にあたる
宗門人別改帳(しゅうもんにんべつあらためちょう)」が
作成されることで確立されたのが檀家制度です。

 

うちの家の宗派は、○○宗」
私の家のお寺は、△△寺」とよく言われるのは、

この檀家⇔檀那寺(だんなでら・自分の家のお寺のこと。=菩提寺・ぼだいじ)の関係を
先祖代々と受け継いできているからで、

その関係を基に
葬儀法要お墓などでのお参りでお布施を預かることで
実質的な運営をしているのが「檀家寺院」です。

 

全国にお寺はコンビニの数に匹敵する!?
7万5千ヶ寺あると言われ、
そのうち圧倒的多くの寺院がこの檀家寺院になりますが、

 

京都・奈良などをはじめ全国にある「観光寺院」
ほとんどその檀家が無く、
国宝や文化財などを目的に来られる観光客の拝観料
お守りなどのグッズ!? あるいは祈祷料などを経営的運営にあてています。

 

「檀家寺院」固定的な檀家さんに寄って立つもので、
「観光寺院」は広く不特定多数の方を対象にしているという違いです。

 

一般の私たちからすると、
「観光寺院」は、気軽に足を運んでお参りしてひと時過ごすことができるのですが、
「檀家寺院」は、自分の檀那寺以外のお寺は特に用事が無ければ入れない、部外者は寄せ付けない!?
とても敷居が高い存在なのです。

 
もちろん永正寺は、
多くの檀家さんに支えられ、
檀家さんのためのお寺、「檀家寺院」の一つです。

 

ですが、コンサートイベント
婚活などこの連載で取り上げてきたさまざまな取り組みで、

より多くの方に来て
親しんでいただくようなお寺づくりを目指してきました。

これからもずっと「檀家寺院」であることは間違いないのですが、
そのしっかりとした基礎の上に、

 

より一段と多くの方に知っていただいて
気軽に来てお参りができるお寺としての取り組み・挑戦を行っていきます。

 

 

 

その一つの形が、
今回完成した「永正八方釈迦如来」です。

 

この日本初の仏像は、
実は「どこから見ても私の方を向いて見守る仏像」です。

 

正面はもちろん、斜めなどどこから見ても(注:裏からは除く)、
私の方を向いて見守る仏像です。

上下左右など八方を見守り、
末広がりの縁起のよい「八」ということで
「永正八方釈迦如来」と名付けました。

 
お披露目はまだ先ですが、
TVメディアや新聞などで取り上げられたり、
動画サイトなどでより多くの人に知っていただければ、

「実際に見てみたい」と来られる方があると思います。

 

またツイッターやLINE、フェイスブック、インスタグラムなどのSNS
友人に知らせて拡散され、話題にもなると思います。

 

皆さんも是非、お越しくださいませ。』

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