お寺に入る前の職場の機関紙に文章を投稿させていただいています。
その10です。
『4月8日は、年に一度、怒ったりイライラしたら、いけない日!「ヒーリング・フラワー・デー」 成功すると、きっと<幸運>が訪れます♪』国民的行事化プロジェクトに、是非参加して下さいね!』です。
画像はクリックすると大きくなって読めると思いますが、
下に、原稿をのせておきます。
ご興味のある方は是非どうぞ。
『「4月8日は、何の日でしょうか?」と聞けば、
ほとんどの人が「知らない」と答えられます。
稀に、
「あ!甘茶の日」「お釈迦さまの誕生日」と正解される方もいます。
そうなんです!
「4月8日」は、お釈迦さまの誕生日なのです!
御存知でしたか?
この4月8日の認知度は、
私のこれまでの経験からすると
10人のうち1人か2人、
そういえば昔お寺に甘茶を飲みに行った思い出のある方、
お寺が経営する幼稚園で「はなまつり」をしていたことを微かに覚えている人、
もしくは仏教に興味をもっている人などです。
では試しに、
「12月24日・25日は何の日でしょう?」と聞いてみようものなら即座に
「クリスマス!」「イエスキリストの生まれた日」と
答えられるに違いありません。
クリスマスケーキ、サンタ、プレゼント、
恋人たちの聖なる日!?の認知度は凄まじく、
まさしく100%で、
クリスマスを知らない人を探そうとしても、
ほぼ不可能です。
仮にも!?仏教国であるにも関わらず、
これほどにまで圧倒的な違いを見せつけられている4月8日ですが、
毎年、
全国でおそらく1千を超える規模の寺院や地域の仏教会などが
「はなまつり」、
お釈迦さまの誕生日をお祝いしている一大イベントなのです。
しかしそれにも拘らず、
実質的な社会的影響力は結果として無いに等しいのです。
これは宗教行事は性質上その信者さんを対象にして行うものなので、
どうしてもそれ以外にはなかなか波及しにくいことがあげられます。
各宗派の大本山が宗祖の何100年忌を記念して、
多くの信徒を動員し、
何10億円とお金をかけて盛大で厳粛な法要を勤めることがありますが、
その関係者以外にはほとんど知られていないのが現状です。
つまり、
これまでのやり方ではいくらお金をかけようとも、
どれだけ人を動員しようとも、
なかなか国民的行事にはならないものなのです。
では、
国民的行事になる条件とは何かを考えてみると、
これまでほとんど知られていなかったマイナーな行事が、
ここ数年で一気に国民的イベントになったものがあります。
それは
「ハロウィン」です。
また、「恵方巻き」も、今ではすっかり恒例行事として定着しています。
これらの行事が広く認知されていった要因はいろいろあるとしても、
何と言っても、「仮装」、「恵方巻き」関連の商品が、
その面白さとともにコンビニ、スーパーなどで
「●月●日は、〇〇の日!予約受付中!」と
毎年、連日、サブリミナルとも言えるほど広告を行なってきた効果を見逃すことはできません。
チョコレートの「バレンタインデー」、
ケーキ、プレゼントの「クリスマス」など、
どの国民的イベントもこの「商品流通」が大きな鍵となっているのです。
そして実は今、
4月8日には、その魅力的な「商品」が無いのです。
そこで、
新たに「4月8日商品」ができないものか考えています。
仏教は究極の癒しの教え、メソッドということで、
4月8日は「癒しの日」とします。
高ストレス社会の世知辛い世の中ですが、
せめて4月8日だけは日本全国が癒しに包まれるような日を目指します。
永正寺では、
毎年・先着184名様にお花をプレゼントしていますが、
「お花」や「癒しグッズ」を贈り合って、
1日穏やかに過ごすことができるように心がける日です。
もっと言えば、
「4月8日は、年に一度、怒ったりイライラしたら、いけない日」です。
たまたま4月8日は、
四苦八苦と同じ数字ですが、
普段、
私たちがいかに怒りやすいかイライラしてしまうか振り返り、
気持ちを新たにリセット出来る日になればと思います。
また、
4月8日は「はなまつり」というネーミングもありますが、
「癒し」の意味を込めて「ヒーリング・フラワー・デー」と名称を変えることも提案しています。
年に1度このような国民的行事があれば、
より仏教やお寺を身近に感じられるきっかけになるのではないかと思います。
皆さんも4月8日、是非、「癒しグッズ」を贈り合って「怒ったりイライラしたらいけない日」チャレンジしてみてくださいね♪』
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