お寺に入る前の職場の機関紙に文章を投稿させていただいています。
その31です。
『この連載で書いてきたいろいろな取り組みを、さまざまなメディアで取り上げていただいています』です。
『友人の僧侶から電話がかかってきました。
「もしもし永正寺ですが」
今、テレビ局から取材の問い合わせがあって、
何でもブラックマヨネーズ(ブラマヨ)さんの番組で僧侶の出演者を探しているから、
永正寺さんどうかと思って。
「わざわざありがとうございます。
面白そうなお話ですね!ご紹介ありがとうございます。
一緒に出演するようなお話ですか?」
いえいえ、私はちょっとバラエティーとかの出演は難しいかなと。
企画的なものもあるから、お話だけでも良かったら聞いてみて!
そのような流れでオファー!?を受けて、
東海テレビの番組「ブラ迷相談部」(毎週水曜24:30)に出演することになりました。
その番組は、さまざまな迷い人、悩み人の相談を、
ブラマヨさんが聞いて解決策を提案してくれるという番組で、
今回は、
「お坊さんの悩みを聞きたい!」という企画なんだそうです。
僧侶はどちらかというと!?、
皆さんのお話を聞いて仏法を説き、
導く立場の側のはずなので、
「私、これからの人生どうしようか迷っているんです」などと相談しても
格好がつかなくてしょうがないし、
バラエティー的に面白がられたり、
イジられたりすることに抵抗があって、
かなり出演了承が難しかったみたいです。
ただ、私には是非とも相談してみたいことがあったので、
二つ返事で引き受けてしまいました。
いざ出演が決定してもまず5人ぐらいはVTR出演で、
そのうち面白く興味深い悩みを2人ピックアップして、
ブラマヨさんとのトーク収録になるということでしたが、
その結果、見事選ばれて、
行ってきました。東京へ。
これまで自分やお寺の出張、
もちろん病院職員時代なども東京へ行ったことはありますが、
他人さまから新幹線のチケットをいただいて行ったのは初めての経験です。
東京での収録といっても全国ネットではなく
東海テレビのローカル番組で、
おそらくブラマヨさんのスケジュールの関係かと。
また、スタジオ収録といっても
タモリ倶楽部のような深夜番組の感じで、
わりと小さな部屋の中での撮影でしたが、
スタッフさんは結構8人ぐらいもみえました。
収録は緊張しすぎて固まって
一言も喋れないかと心配しましたが、
ブラマヨさんのプロの力なのか
とてもリラックスして自然にでき、
また、ブラマヨさんの臨機応変の発想の瞬発力は凄まじく、
本当に感服しました。
内容についてはこの連載でも何度も書いてきた「アノコト」です。
放送日はこの新聞が皆さんに届く前後の頃ですので、
よろしければご覧になってください。
ここ1、2か月はこの番組だけではなく、
「永正八方釈迦如来」が、
年末にニュース番組で何度か取り上げられ、
朝日新聞、毎日新聞、
そして中日新聞はなんと、
夕刊一面トップで取り上げていただきました。
中日新聞夕刊一面トップ記事は、
おそらく江南市の話題としても、
単独寺院の話題としても「初」ぐらいの快挙ではないかと思います。
また、中京テレビの『PS純金ゴールド』で
永正寺の婚活「良縁・寺カフェ」が取り上げられ、
対応しきれないぐらいの大きな反響をいただいています。
これまで地道に何年もかけて、
さまざまなことに取り組んできましたが、
そのそれぞれが注目され話題を呼び、
より多くの方に知っていただきつつあります。
人前でお話することが苦手な私に、
立て続けに講演依頼などもいただきまして、
「何がきっかけでこのお寺を知ったのですか?」とたずねると
「結構いろいろなところで目にするので、この辺りでは有名ですよ」と
仰られたのも一つのあらわれかもしれません。
より多くの方に知っていただいて、
親しんでいただけるお寺をこれからも目指していきたいと思っています。』
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