副住職の法話推敲記録ノート

全国的に注目されている「シェア金沢」などを運営!『佛子園』を見学して来ました

お寺に入る前の職場の機関紙に文章を投稿させていただいています。
その28です。

『全国的に注目されている「シェア金沢」などを運営!『佛子園』を見学して来ました』です。

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『この連載は「お寺を活用しませんか?」という題がついています。
永正寺では様々な取り組みをしていますが、
実は全国的にも多くのお寺が活動をしています。

以前この連載で取り上げたことがある「未来の住職塾」では、
宗派を超えた僧侶が交流、刺激しあい、研鑽しあいながら活動が広がりつつあります。

その「未来の住職塾」の仲間で、
特に先進的なお寺について学ぶ研修が9月にあり、
金沢に一泊二日で行ってきました。

 

そこで、
テレビ東京『カンブリア宮殿』などでも取り上げられ注目されている
『佛子園』の見学と理事長・雄谷良成(おおやりょうせい)さんのご講演

また、TBS系ドラマ『ナポレオンの村』の原作
『ローマ法王に米を食べさせた男』著者の
スーパー公務員・高野誠鮮(たかのじょうせん)さんのご講演を聞く機会をいただきました。

このお二人とも実は「日蓮宗」の僧侶です。

僧侶でありながら、僧侶の枠にとどまらず
それぞれ雄谷さんは社会福祉法人・佛子園の理事長として、
また高野さんは公務員として

全国的に注目される取り組みを実践されている方々なのです。

 

著書などで知ってから
「是非直接お話を聞く機会を!」と思っていましたので
念願の機会でした。

 

実際にお会いして、施設なども見学し、
お話を聞いて、本当に非常に大きな感銘を受けました。

というよりもむしろ、凄すぎて頭の整理が追いつかず、
言葉にならず、またその実現を実際に目指そうとする場合の困難さ、
ハードルの高さなどに圧倒され過ぎて、
放心状態になってしまったという方が正確かもしれません。

 

この研修についてレポートいたします。

「今日は午前中法事をしてこの講演に間に合うかとヒヤヒヤしながらでしたが間に合いました。
ようこそ!佛子園へ

雄谷さんに温かく迎え入れていただき講演が始まりました。

お寺の住職としてされながら社会福祉法人理事長とは、
いったいどれほど多忙を極めているのか?

「若いころ青年海外協力隊に行って」
と経済的には貧しくても生き生きとしている人たちを見て“幸せ”とは何か?を問われます。

 

「職員研修でフィジーに行った時にBARでビールを飲んでいて、
ふと少し席を離れて戻ってくると、
自分のビールを知らない人が勝手に飲んでいる

コノヤローと思ったけど、
フィジーではそんなことは誰も気にせず普通のことらしい」

私のものとアナタのもの
私たちが個人の領域や所有、
権利を厳密に区分けして主張し牽制しあって生きているのとは対極的に、

 

共有することが当たり前
私とアナタの区分けがあいまいになるほどの共感力がフィジー文化にはあり、
アメリカの介護人材トップの人気なのだとか。

 

ワールドワイドなさまざまな価値観
視点を感じるからこその、
人間の”幸せ”への本質的な問い

 

 

誰も継ぐ人のないお寺があって、その活用をいろいろと考えたんですよ」

西圓寺という他宗派の空き寺を、
縁があって社会福祉法人・佛子園が運営することに。

就労継続支援B型の障がい者施設生活介護高齢者デイサービスに、
地元民無料の天然温泉
カフェ駄菓子屋なども。

 

高齢者障がい者子ども『ごちゃまぜ』がコンセプトです。
ある時、身体の動かない障がい者の子に
認知症のおばあさんスプーンで食事を食べさせようとして。

それを何度かしていたら
そのスプーンの食事を食べようとしているうちに、
その子の首の可動域が広がったんです」

これを見たときに、私たちはこれまで大きな勘違いをしてきたのではないかと思いました」

「いろいろ学んで資格をえた私たち専門職が、障がい者に食事の介助をするだけの関係では、決して起こりえないことが、ここで起こったんです」

 

(次号へ続きます)』

 

江南 永正寺(葬儀改革、癒し空間、コンサート)

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